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2006年08月27日
[ Books ] 「カクレカラクリ」 森 博嗣 (メディアファクトリー)
森博嗣による初の映像化作品(9月にドラマ化)の原作となる作品。
森博嗣らしく、工学系学生が主人公の、レトリックが巧みなミステリィでした。
面白かった。
内容からはちょっと脇に逸れますが、この作品、「コカ・コーラ120周年記念作品」ということで、作中にやたらコカ・コーラを飲むシーンが登場します。
うーん、このプロモーション手法は珍しいけど、どうなんだろう。
そもそも森博嗣が商標を使ってリアリティを出すタイプの作家で無いので、文章中に登場するとどうしても不自然さがつきまとってしまうような。不自然さを認識させられる以上、読者に対して何かしら(価格面しか無い気がするけど)還元がないと、嫌がる人いるんじゃないかなぁ、とも思う。料金払って映画館に来てるのに長々と見せられる上映前のCMに近いというか。この辺り、おそらく映像だとそれほど気にはならないと思うんだけれど、文章のコンテンツ内広告は難しいことが分かります。
とはいえ、登場人物が、
「あれ、君、コークなんか好きだった?」郡司がきいた。
「お前だって」栗城が笑う。「玲奈ちゃんだよな、サブリミナル効果っていうんじゃなかったっけ」
「いや、いわないと思う」
とネタにしてるあたりで、随分救われました。
他にも、mixiにカクレカラクリ公式コミュニティが立ち上がっていたりするので、ドラマ終了までどうなって行くのか楽しんでいきたいと思います。
投稿者 kou : 10:33 | Permalink
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